歯周病治療治療器ブルーラジカルを導入 - アップル歯科グループ|ずっと、いい歯と、生きていく。

歯周病治療治療器ブルーラジカルを導入

  • 2024年11月29日

アップル歯科では、最新の歯周病治療機器「ブルーラジカル」を導入いたしました。

ブルーラジカルによる治療は、歯周病の原因となる細菌を除去し、歯周組織の健康回復に寄与することが目的です。

ブルーラジカルの特徴は、特殊なレーザー光照射と超音波振動、さらに過酸化水素水による相乗効果により、歯周病菌を選択的に除去できる点にあります。従来の治療法と比較して、患者様の痛みを最小限に抑えながら治療を進めることが可能です。

ブルーラジカルによる歯周病治療の様子

これまでの歯周病治療は、スケーリングによる歯石除去や、患者様ご自身によるセルフケアが中心でした。

特に重度の歯周病では、歯肉を切開して歯周ポケット内の歯石を除去する外科的処置が必要とされてきました。

しかし、ブルーラジカルの導入により、多くの症例で低侵襲なレーザー治療のみで改善できる可能性が高まりました。 これにより、歯の動揺が認められるような重度の歯周病に対する治療においても、患者様の身体的負担を抑えられることが考えられます。

ブルーラジカル治療イメージ

また、従来の歯周病治療では細菌を減らせても死滅させるまでは至らず、抗菌薬の投与により対処していました。

それに対して、ブルーラジカルはレーザーさえ細菌にアプローチできれば99.9%死滅させることができます。

ただし、歯周病菌は微量でも残存していると時間とともに増殖するため、定期的な歯科検診とセルフケアの継続が不可欠であり、歯周病を完治させる治療ではないということをご理解いただく必要があります。

ブルーラジカルは、2024年11月現在、限られた医療機関でのみ導入されていますが、その優れた治療効果により、今後さらなる普及が見込まれています。

今後もアップル歯科では、多くの患者様の長期的な歯の健康づくりを実現するため、最新医療機器の導入と技術の研鑽を継続してまいります。